改めて思う。家庭果樹園はエコでない。

 何年間も放置して雑草だらけになっていた庭を、この度一念発起して掃除し、果樹を植えました。最終的にイチジクが7種9本、ビワが2種2本、キウイが雄木1本雌木2本、サルナシが1本、ブルーベリーが4種4本、ラズベリーが1種1本です。

 それで、改めてつくづく感じました。本業の農家の方々がどれほど作物を育てるのに苦労なさっておられるかと言う事を。そして、家庭菜園や家庭果樹園も含めた農業はエコではないと言う事を。

 まずは雑草の除去ですが、これは何年も放置したため、枯れた雑草が腐葉土に変化し、そこからまた雑草が生えまくると言う最悪の状態になっていました。庭全体に除草剤を撒きまくり、雑草を根絶やしにする事を試みたのですが、素人の悲しさ、効率的に除草剤を撒けないためか、撒いても撒いても後から後から雑草は生えて来ます。

 何とか雑草を枯らせた後は、枯れ草を撤去し一つにまとめましたが、これがまた凄い量で、築山が一つ出来るぐらいでした。おいそれと捨てられないので、現在はとにかく一つにまとめて堆肥にする事を試みています。

 その後に果樹を植えたのですが、これも植えている内に欲が出て参りまして、最初はイチジクが2種2本とサルナシ2本、シュガープルーンが1本だったのが、いつの間にやら前述のようになり、庭は果樹の密植状態です(因みにこの時植えたシュガープルーンとイチジク1本、サルナシ1本は枯れてしまいました。その後にシュガープルーンを追加で1本植えましたがこれも枯れました。我が家の土に合わなかったようです)。

 何とか植え終わって毎日水やりなどの世話をしていますと、気温が上がるに連れ、雑草と害虫の猛攻撃が始まりました。毎日雑草を抜き、殺虫剤を撒いています。

 困ったのはドクダミです。これは繁殖力が極めて強く、地下茎の切れ端が少し残っているだけであっと言う間に勢力を広めます。果樹の近くに生えた物は掘り返して抜く訳にも行かず、やむを得ずある程度大きくなった時に、葉に除草剤を筆で塗り付けます。

 害虫にも本当に苦労します。ちょっと気を抜くとすぐに毛虫や芋虫に葉を齧られますし、カミキリムシはイチジクの大敵です。毎日気を抜けません。

 で、こうやって実際に「実のなる植物」を育ててみますと、「農業は本当に大変だしエコではない」と、改めてつくづく思い知ります。

 私のようにほんのささやかな猫の額ほどの庭でも、雑草や害虫に手を焼き、薬剤を使用しない限り対応出来ません。これが本職の農業となったらどれほど大変かと言う事は想像に難くありません。

 左翼の諸氏は何かと言うと「自然を大切に」と曰わられますが、自分が少しでも実際に果樹や野菜を育ててみたら、それがどれほどの偽善であり欺瞞か、数日で実感する事でしょう。

 はっきり言います。自然を守ったエコでは作物は育てられません。

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ラズベリー

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イチジク蓬莱柿






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